《LUMINAS/光の振幅》展

   2002.9.9〜9.21
 

《LUMINAS/光の振幅》  小さな隙間から光が射しこむ地下室は、それ自体、ヒトの脳やこころの世界のメタ ファーのようでもある。中野西敏弘は、蓄光塗料を塗った空間に映像や照明を当てて、残像となった光が闇に消滅していく時間を現わす。安藤孝浩は、センサーなどの電気 的なシステムによって、エネルギーの現象とともにある世界の磁場にコンタクトする。ある場所の空をリアルタイムに本のなかに埋めこまれた液晶モニターに映す作品のよ うに。大竹敦人は、ステンレス板やガラス球の表面を直接ピンホール・カメラの写像 が感光するフィルムにして、移り行く世界の姿を封じ込めてきた。  〈光〉という世界自身のメデュウムをめぐって、それぞれに現象との関わりを究め ていく3人が、暗箱カメラにも似たこの場所を感覚の体験から内観の場へと編成して いく。鷹見明彦(美術評論家)


安藤孝浩
『本 Book 2001』 
 

大竹敦人
『乳化庭』セゾンアートプログラムギャラリー 2001 
 


中野西敏弘
Art Scholaship 2001