都市の成長に足並みをそろえるように、
住宅地域は急激な変化をくり返してきた。
そこに点在する空き地は、かつてそうであった
ような憩いの空間としての機能を失い、
自然景観を持ったまま都市の隙間のように変化し、
周辺に向けて不安定な信号を発しながら、
代謝の連鎖を加速している。
それをたどるように、変化する都市の姿を
空き地を通して繰り返し記録する。

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□上ノ郷谷 太一 (かみのごうや たいち)
1979年生まれ。大阪府出身。
2010年より金村修ワークショップに参加。
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