東京写真月間2014
表参道画廊選抜グループ展


「Mystery Train ー
 あやしうこそ もの狂ほしけれ」

 
 
市川哲男  海野陽子  榎本千賀子 
   田原喜久江  田村玲子

  

会期=2014年6月16日[月]-6月21日[土]
会場=表参道画廊
時間=12:00-19:00(最終日17:00まで)










「Mystery Train ーあやしうこそ もの狂ほしけれ」


行先不明の列車。

どこから来たのか、どこへ行くのかも知らぬ人々が、
ある時たまたま同じ列車に乗り合せる。

親密な言葉や視線を交わすわけではない。しかし同じ時
と空間で、互いの存在を感じ取っている。

それぞれの抱える思いを知らぬまま、車窓を駆け抜ける
風景をともに見つめている。

束の間の関係性へ身を投じれば、たとえようのない
狂おしさが、いつしかわたしたちを捉えはじめる。

列車が轟音をたてる。













□市川哲男












□海野陽子


1970年 静岡県生まれ
2009年 京都造形芸術大学芸術学部美術科卒業

個展

2013年「無音界隈」表参道画廊(東京)
2012年 「景」MUSEE F(東京)












□榎本千賀子

信濃川と阿賀野川が運んだ砂丘の上に建つ都市の上に、低く雲がかかる。
日本海から吹き付ける風にさらされた家々が、砂の上に育つ植物が、
晴天から吹雪へ、そしてまた晴天へ、曇天へ、
めまぐるしく変わる空模様の下、一瞬の光に撃たれては拡散した光に沈み、雪に霞む。
私は降り注ぐスペクタクルを、振り払うことなく浴びている。
その陶酔が少し醒めるのを待って、私はゆっくり歩きだす。
偶然に手を引かれて暮らし始めたこの都市で、都市と写真と私自身を編み直す。



1981年生
現在、新潟市在住

■個展
2014年「The City and The City -Tokyo」新潟絵屋(新潟)
2013年「INVENTION」Gallery 10:06(大阪)
2011年「bypass」Toki Art Space(東京)
2010年「Reflections」OGU MAG(東京)
2009年「Ax」Musee F(東京)
2007年「Absolute Reasons」表参道画廊(東京)
2005年「DAEDALUS」Musee F(東京)ほか

■グループ展
2013年「リフレクション写真展(Director:湊雅博)」Place M & M2 Gallery(東京)
2010年-2011年「Monthly Exhibition #01-10」Broiler Space(東京)ほか

website: https://sites.google.com/site/chikakoenomoto/








□田原喜久江

東京生まれ、
福島県いわき市で20歳まで過ごす(現在横浜在住)
桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン科卒業 
デザイン事務所・出版など勤務

■個展
2006.6  ROCK ON THECITY(表参道画廊) 
2007.10  the over lapping things(表参道画廊)
2008.7  Crossing points 出版記念展(プレイスM)
2009.10  Ronddaring上海(表参道回廊10周年企画・画廊選抜展) 2011.7 計画停電(GalleryREVEN)

■グループ展
2013.12 2人展(横浜市戸塚区さくらプラザ)
■写真集
2008.7 Crossing points 出版社・クムラン










□田村玲子  

写真を撮り始めてから、見るということに注意を向けるようにな り、
世界が自分に現れていることに気づき、自分の存在を意識す るようになった。
見えるということは極めて主観的な体験だけれど、 見たものを写真に撮れば
それは他者に対して開かれたものにな る。

写真には撮影者の身体がそこに在ったということも写り込む。
そんなことに関心があったので、内面的なものの表現は避けよう としてきた。  
けれど見えるもの全てはそれぞれのニュアンスをもって感情に 訴えてくる。
私はその中から場所を選び立ち位置を決め、言葉に ならない何かを写真に
留めようとしている。



東京都生まれ

■個展
2013 「道のり」 MUSEE F
2012 「生と空間」 表参道画廊
2010 「場所にて」 UP FIELD GALLERY
2009 「未分」 ギャラリー山口
2008 「空白の形」 ギャラリー山口
2004 「場所の風景」 新宿ニコンサロン