EXPOSITION TODAY



 




川村洋太 
 
『歩く夢』

2012.2.6-11
 



歩いている夢をみた。   
一歩一歩踏みしめずに、前に前に。   
速度は上がり、足は地面を感じなくなる。   
一歩一歩宙に浮き、飛ぶのではなく歩いている。
     
歩きまわり続けて、何かを探している。
ただ置き忘れられた物、日を浴びて輝く植物。   
通り過ぎる見知らぬ人、異質な空間。   
僕はこれらのものにひっかかりながら、生活を
している。





















 

 


EXPOSITION FUTURE



 

 
















 




宮山正光 

maturation in the dark 



2012.2.13-18
 


混沌とした先の視えない現実社会 
陽気な反面、その闇は以前よりも深い
過渡期である認知度の薄さが色濃く見える
壮大な渦の中に巻込まれる小さな破材の様に
成す術も無く飲み込まれて逝く 
回避する手立ては・・・・・

その一部を視覚的美術造形物での表現を探る
成熟期からの衰退・朽ちて逝く美学 
言語の肯定的な意図に隠された否定的な意図を
同次元に表現する美術的物質媒体・・・・・・
唯物比喩・価値不在の存在・不可視の存在
でも、明るく軽薄で自由な発想・多面的な共有
既成価値観・概念を無視した不偏不党の位置から
観察する事で新たな美学的解釈を・・・・・  














 




越智波留香 

  
畔〈ほとり〉 



2012.2.20-25
 


畔〈ほとり〉とは水際の他に、境や際全般を意味するようです。 
今回は湖畔の町並みを描くことで、日々の暮らしは常に何かの「畔」にあるということを暗示したいと思いました。 
日々の隣にはいつも人の意志や希望を越えた普遍的なものが横たわっており、明日には何が起こるか分からないという危うさがあります。しかし結局はそのような危うさをも包み込む大きな時間の巡りを経て、静かな姿に還るのではないかという思いを込めています。 
畔でずっと繰り返されてきたであろう人の暮らしのはかなさを、記憶をたぐるように眺められたらと思いながら描きました。  














 




中川西 綾 

「もっと もっと遠くへ 
      - More farther 」 



2012.2.27-3.3
 


絵の前に立ち うつらうつらと、現れてくる
ものを見る道具と色と相談しながら、
頭と手が動く
いつも見たことのない新しい景色を探している
それは、中々うまくいかないもので
けれども、次第に見え出してくると
私はあのとき難しいと感じていた、
ということに気づく
そう簡単に出てこられても面白くないでしょ
と 誰かが言っても
その返事に、答える気はない
ぶわあっと広がる景色に闇が現れ、光が射す
まわりの空気は色を持って浮かびあがり
風がそれをまきちらして、すぎていく
その瞬間 ぴたっと時が止まったような
その瞬間がとても嬉しい そしてまた、
それを求めて真っ白い画面の前に、立つ  
















 




河野孝博 

「loka」 



2012.3.5-17
日曜休廊
 


昨年に引き続いての、シリーズ「loka ローカ」による個展です。昨年は個展を終えてから間もなくして、3・11の震災が起こりました。ここ表参道での展覧会を終えて、妻の郷里である山形市での個展の最中での出来事でした。 <美術>とは何か。それは人間にとってどのような意味を持つのか。絵描きとして、何故・何を・如何に描いているのか。改めて制作の根幹についての再考を迫られた一年であったように思います。 展示の作品と空間から、何か響き合うものを受け止めて頂けたなら幸いです。  














 



イエロークレイ陶芸教室作品展 

「夢」 


2012.3.19-24

 


陶芸教室イエロークレイでは、作るだけでなく作品を活かす展示をして、みなさまにご覧いただくまでを制作の大切なプロセスと考え、また、一年の成果として作品展を開催いたします。
今回のテーマは「夢」。「夢」に関する事からイメージを膨らませて制作します。粘土は、造形の基礎を学ぶのにうってつけの素材です。やわらかい土の感触に始まり、その人の考えや時代が、自然と作品に表れます。茶碗や湯飲みにはじまり、枠を超えたさまざまなアーティスティックな造形と展示を、多くの方にご覧いただきたいと思います。
                       陶芸教室イエロークレイ 齊藤昌一 














 



白田彩乃 

 
- Dialogue - 



2012.3.26-31

 


今回は、引き続き花のシリーズに加え、小作品を中心に展示します。

はじまりは、微かな おと ・・・なのかもしれない。
おと かもしれない言霊が、ねいろ になっていく・・・断片を
MUSEE Fの中に散りばめました。