jan,2003
 







2003年はなんだか?
 


2002年、ずっと変な落ち着かないお天気が続いた。確か5月頃に猛暑がきて、夏は意外と過ごしやすくて、10月、枯葉の気分も出ないまま急にぐっと寒くなって、12月には少し寒さが緩んで。そして、2003年突然の初大雪。今日のパリは‐6度。何年振りの寒さ?この後どうなる?なんだか変なスタートだ。

ユーロ紙幣になってちょうど1年、慣れたような慣れないような。欧州連合EUは今年新たにリトアニアやハンガリーやマルタといった10カ国が加盟する予定で、2004年には25カ国体制になるらしい。色々な国に行きやすくなるのは楽しみだけれど、なんだか凄いことになりそうだ。
フランスは1月になってタバコが値上がりしたので、イタリアまで買いに行く人が出てきたらしい。足を伸ばせば半額。テレビのコマーシャルは今やタバコに変わって、ニコパッチだのニキチンだの禁煙グッズの宣伝ばかり。もう、方向転換済みになっている。

パリは不安定なお天気の上、先行き新しいことばかりが起きそうな2003年だが、年の初めの展覧会は、50、60年代のファッション写真「ヘンリー・クラークのモード写真展」に、「ホワイトハウス時代のジャックリーヌ・ケネディ展」、「60's展」など回帰調が目立つ。
そういえば、京都の清水寺で恒例になった今年の世相を表す「今年の漢字」は「帰」だとか。北朝鮮からの帰国、日本経済の復帰、流行歌などの回帰現象とくる。今でこそ平和だったと思う時代に帰りたい、気持ち。

まさに「帰」という気持ちは東西問わず同じらしい。世相を見るもよし。でも、自分に帰っての「帰」というところが、なんだか程好く良さそうな感じがする。ピンと来ない今年ではあるけれど。


写真:2003年イメージ(夏休みに訪れたアイルランドにあるモハーの断崖の塔)

 

●amiart


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