juillet,2002
 





日本の百貨店で開催される、
福島茂樹氏の二人展
 



       








福島茂樹氏は、パリに魅せられて20年あまり。この街の中で暮らし、「ささいな日常の中で、さりげなく展開していくおしゃれな愛のカタチ」を見つめ続けている。

金沢美術工芸大学彫刻科を卒業してから渡仏し、パリ装飾美術大学では版画科を卒業。作品にはボリュームのある人体が登場する。当初は彫刻を思わせるレリーフ版画を制作していた。パリの版画エディターにより紹介され、フランスのFIAC、ヨーロッパはドイツ、スペイン、ポーランドを中心に毎年多くの国際版画展等に出品。それと同時に、日本では定期的に個展を開催してきている。特に近年は日本の百貨店等で精力的に発表。昨年は福岡大丸、今年は神戸阪急で行なわれる予定だ。

生活をパリに置くのは、やはり本物が身近にある環境が気に入って、とのことだ。そういえばパリ市の美術館常設展がついこの間から無料になった。また、テレビではアルテというフランスとドイツが共同制作している局があるが、幅広く取材された芸術番組は福島氏のお気に入りだ。街を歩いていてもそうだが、普段着の日常の中に本物が散らばっている。それが、パリの居心地の良さなのだろう。

パリに集まってくる人間の数だけ愛のカタチもいろいろあるが、そこで見つけたちょっとエロティックでカラフルな愛のカタチを、福島氏の展覧会で発見できるだろう。今回は新たにモノタイプのポートレートにも挑戦。パリで知り合った陶芸家ベロニク・ビヤー氏との二人展になる予定。

8月1日〜8月5日 大阪砌(みぎり)ギャラリー 
8月7日〜8月13日 神戸阪急百貨店 

 

●amiart


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