juin,2003
 






おとな事情、父の日


  自由、平等、博愛がフランスのコンセプト。どこまで行ったらそれが成立したことになるのかおよそ計り知れないが、ここ1ヶ月の間ずっと、交通機関や学校等でのストライキが後を断たない。今回は老齢年金がテーマ。ああ革命の国。

週35時間労働、年間5週間のバカンス、そして、万が一病気になっても3ヶ月間は給料分100%が支払われ、医療費もほとんど保険がきく。わが祖国と比べたら、こんなにありがたい社会保障があるのに、と思うけれど、フランス人にとっては今より悪くなることに対して抗議するのはあたりまえ。また、あたりまえのことを社会がちゃんと認めている。

国が違うというだけで、同じサラリーマン、同じような仕事をしているのに、この生活のクオリティの違いは一体なに?今更ながらフランスの豊かさに驚かされる。その恩恵をもって改めて感激する。根が日本人だからいたしかたない。こう、遠巻きにそんなことを嘆いてもどうしようもないのだろうが、日本も、もう少しなんとかならないものだろうか。フランスからみると辛すぎる。

日本の敬愛する父に、77年分のメルシーをこめて!
写真:娘(11歳)からその父へのプレゼント。
陶芸作品”Gros bisous pour papa (パパに大きなキッスを)"

 

●amiart


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